2022.03.29
DMを送る手段はこんなにもある。もっとも適切な発送会社を選ぶには?
会社の大切な営業ツールであるダイレクトメール、
限られた予算で、確実にお客様の元へお届けしたい。
各配送会社の違いとは?知っておきたい配送業界の事。
ダイレクトメールを発送するとき、どんな発送サービスを利用していますか?
誰でもすぐに思い浮かぶのは、
郵便局へ郵便物として出す方法ではないでしょうか?
最近は、他の配送業者のサービスをご存知の方も多くなっていると思います。
- 郵便局の定形郵便、定形外郵便、ゆうパック、ゆうメール
- ヤマト運輸のクロネコDM便
選択肢が増えた分便利になっていますが、どこを選べば良いのか迷いますよね。
現在当社で扱っている発送物のうちハガキ(@63円)、
25g以内の定形郵便(@84円※1)に関しては広告郵便が主流となっています。
それ以外の発送物の場合は、25gを超える定形郵便(@94円)、
定形外郵便物に関してはクロネコメール便かゆうメールで、
大口割引を利用するのが主流になっています。
※1:
定形の広告郵便でも区分方法の違いや郵便発送の場合、
局出し手数料等を考えるとトータルではメール便の方が安くなる場合があります。
また、発送当日に郵便料金を準備しなければならない手間も考え、
定形サイズでもメール便にするお客様が増えています。
では、今主流になりつつある「ヤマト運輸のクロネコDM便」と、
「日本郵便のゆうメール(ゆうメール大口割引)」 を比較してみましょう。
※これらの情報は、各ホームページを参考にしています
発送可能な条件について
ヤマト運輸のクロネコDM便
- 最大角型2号封筒サイズ、厚み2cm、重量1Kgまで対応可能です。
- 信書を送ることは出来ません。
- サンプル・試供品は荷受人の希望を元に発送する場合は発送不可です。
日本郵便のゆうメール
- 日本郵便のゆうメール(ゆうメール大口割引)は、縦14~36cm・横9~25cm・厚み3cm・重量3kg以内まで対応可能です。
- 信書を送ることは出来ません。
- サンプル・試供品は指定の条件を満たせば同封することが可能です。
上記のどちらも、不特定多数に無条件に送れる郵便物が対象のサービスです。
特にゆうメールは信書への取締りが厳しくなっており、添え状の文章・言い回しがによって信書に該当してしまう場合があります。
▼信書についての参考サイト
総務省|信書便事業|信書のガイドライン
信書に該当するものを教えてください – 日本郵便
配達について
ヤマト運輸のクロネコDM便
- 荷物の外装に記載された住所の荷物受け・新聞受け・郵便受け、メール室等に投函します。
- 追跡番号が付与されるので、発送から投函までの状況確認をすることが出来ます。※一部地域を除く
- ※一部地域では配達を日本郵便に委託しており、委託された時点で追跡が出来なくなります。
- 転居先への転送はできません。
日本郵便のゆうメール
- 荷物の外装に記載された住所の荷物受け・新聞受け・郵便受け、メール室等に投函します。
- 追跡番号は無いので、荷物の状況確認はできません。
- 郵便局の配達サービスを利用しますので、1年間、転居先への転送期間があります。
その他
ヤマト運輸のクロネコDM便
- お届け地域を担当する営業所への止置きもご指定できます。※一部地域を除く
- 宛名をデータで支給いただける場合、宛名データへバーコード情報を付加して印字をしますので、お客様がそのバーコード情報をもとにヤマトのホームページで荷物の状況を見ることができます。
- 配達日時および曜日の指定はできません。
- 紛失または破損した場合は、運賃の範囲内でのみの補償となります。
日本郵便のゆうメール
- 大口特約店の名義で「差出人・返還先」の表示が必要です。
この表記が実際の差出人(お客様の会社名など)の表記より、大きくなければならない規定があります。この規定を判断するのが各郵便局のため、判断にばらつきがあるようです。
急にこの規定が強化され、今まで発送できていたものが発送出来なくなることもあるので注意が必要です。 - 差出人表記のほかに料金後納の局印とゆうメールの表記が必要になります。
さいごに
発送物の特性を考慮し、どの発送方法を取るのか、
また、どう組み合わせていくかでかかる経費が変わってきます。
また、発送する件数や頻度や、日ごろから取引があるかどうかなどで料金は異なります。
私たちは、お客様からお預かりしたダイレクトメールを少しでも低価格で配送できるように、出荷方法を工夫しております。
また、配送だけではなく、データ入力、書類や宛名の印刷、封入作業なども一貫して引き受けております。
ダイレクトメールを出したい方はお気軽にお問い合わせ下さい。