2024.08.21
郵便料金が変わります!2024年10月1日からの新料金と注意点
※2024年10月1日(火)から郵便料金が変わります。 – 日本郵便のキャプチャ画像
●2024年10月1日(火)から郵便料金が変わります。
既にニュースなどで知っておられる方も多いかと思いますが、2024年10月1日(火)より郵便料金が変わります。
今までハガキ1枚63円でしたが、10/1以降は85円になり、定形内郵便も25gまで84円、50gまで94円だったところが50gまでは110円と統一料金へと変わります。
他にも定形外郵便、レターパック(ライト・プラス)、速達料金などほとんどの郵便料金が値上がりとなります。
【詳しい変更内容は日本郵便のお知らせページをご確認ください】
https://www.post.japanpost.jp/service/2024fee_change/index.html
●料金が変わるにあたって、注意すべきことは?
お手持ちの切手・ハガキ・レターパックなどを10/1以降に使用する場合は郵便局で交換するか不足金額分の切手を貼り付ける必要があります。
そして郵便局で交換する場合は手数料がかかります。10/1以降の交換では手数料も値上げされますので、9/30までの交換したほうが(多少ですが)費用を抑えられます。
また一度に交換する枚数が100枚未満かどうかでも手数料が変わります。
例えば郵便切手・ハガキの交換では、以下の手数料が発生します。
■一度に交換する枚数が100枚未満のとき
例)84円→110円に交換する場合(差額26円)
9/30までは差額料金+5円=1枚あたり31円
10/1以降は差額料金+6円=1枚あたり32円
■一度に交換する枚数が100枚以上のとき
例)84円→110円に交換する場合(差額26円)
9/30までは差額料金+10円=1枚あたり36円
10/1以降は差額料金+13円=1枚あたり39円
※日本郵便が公開している資料を基に計算しています。
参考資料:変更前後の料金の一覧
なお、差額分の切手や、新しい額面の切手・封筒類は2024年9月2日(月)より販売が開始されます。100枚以上在庫を持たれている方は、9月中に少しずつ交換を進めたほうが良いかも知れません。
自社対応ではなく代行業者へDM発送代行の依頼をする場合は、発送が何月になるのかも伝えることをオススメします。発送月を伝えることで、正確な見積り回答が得られます。
また9月中に発送をしたい場合は、9月中旬には代行業者にデータや資材を渡せるようにしたほうが良いでしょう。遅くなると9月中に発送が出来なくなり、郵便料金が高くなってしまうかも知れません。
普通郵便を利用してダイレクトメールを発送されている方だけでなく、日頃の請求業務などにも関わってくる今回の料金改定。今までより更に電子化が進んでいくかも知れません。
ですが、紙のDMは手元に残りますし、デザインや用紙などによって特別感を演出できます。
メリット・デメリットを見極めて利用していきたいものですね。