2021.6.17
第7回 『いらんこと言ってしまった・・・』
有限会社サードパーティー 取締役 濵田綾子
先日、尊敬する経営者から、
『今、読んでいる本で、心に響いた言葉。』
のシェアを頂きました。
【人生の中で多くの時間を費やす「会話」という作業で、
どのような質のコミュニケーションを図るかによって、
その人の生き方や価値観、評価や実績は大きく左右される。】
普段、家族や友人との楽しいはずの会話でも、
何をどのように話すか、相手の話をどのように受け止め、
理解するかといったことに十分に気を配れていない。
上手にコミュニケーションは、
その会話で誰もが充実感を味わい、
相手に対する信頼感や共感を味わうことができる。
また、そうした感覚を味わうことで、
互いに支え合う関係が涵養(かんよう)されれば、
二人は人生の同志となり、
コラボレーターとなり、
互いの人生を豊かなものにし合うことができるかもしれない。
だが、とりあえず無難にこなしている会話からは、
たいした成果は期待できない。
それなりの暇つぶしにはなっても、
精神的な満足感や癒しとはほど遠い。
いや、下手をすれば、そうした会話が、
誤解や曲解を生み、不信感や悪感情につながる。
これを読んだ時、先日、
母に悲しい思いをさせてしまったことを思い出しました。
母が、悲しい顔した時、『いらんこと言ってしまった』
と思いましたが、吐いてしまった言葉は、なかったことには出来ない。
言ってしまった後、私は、後悔の念で苦しくなってしまいました。
言われた母は、もっと苦しかったかもしれない。
近くにいる人ほど、意識が低く、
雑なコミュニケーションになってしまっています。
本当は、お互いの人生を豊かなものにしたい。
普段から、十分に配慮して、
質の高いコミュニケーションを常にとる『意識』を
もっと上げていこうと改めて思いました。
シェアしてくれた尊敬する経営者の方に心から、感謝です。