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2025.6.9
【検索のコツ】「わからない」を脱出するための第一歩

IT推進室の西川です。

よく「検索の仕方がわからない」「あなたみたいにできない」と言われます。でも私自身、最初から検索が得意だったわけではありません。わからないことに向き合い、調べ続けてきたからこそ、少しずつコツがわかってきたのです。
今回は、「検索のコツ」と、最近よく話題になるAIChatGPTなど)の使い方について、私なりの考えを書きます。

■まずやってみることが大事

検索の方法は、頭で考えていても身につきません。まずは実際に検索してみることが何より大切です。
わからない単語をGoogleで調べる
「やり方がわからない」と思ったら「○○ やり方」「○○ 方法」と入力してみる
行動しなければ、「検索できる状態」にすらなれません。

■1サイト目だけが答えではない

検索して1つ目のサイトを見て「わからない」「載ってない」と止めてしまう人は多いです。でも本当は、2つ目、3つ目のサイトも見比べることが大切です。
違う人が書いた記事、違う視点の情報に触れることで、理解が深まります。

■一度の検索で答えにたどり着けると思わない

検索上手な人は、一度の検索では終わりません。
キーワードを変える
言い換える
英語でも調べてみる
画像検索や動画検索も使う
こうした工夫をすることで、正しい答えに近づいていきます。

■寄り道の中に知識がある

検索は、「答えを見つける作業」ではなく、「学びの旅」だと思います。寄り道の中で新しい言葉や概念に出会い、知識が広がります。時間がかかっても、その過程が大事です。

■私が考える検索のコツ

以下は、私が普段意識している検索のポイントです。
具体的なキーワードを使う(例:「パソコン 起動しない 黒い画面」)
余計な言葉を省く(例:「パソコン フリーズ 強制終了」)
視点を変えて調べる(例:「充電器 故障確認」「バッテリー 寿命」)
英語検索も試す(例:「error code 0x0001」)
情報の古さに注意する(記事の投稿日を確認する)
公式サイトや公式フォーラムをチェックする
キーワードを何度も変える
言葉の引き出しを増やす意識を持つ
検索は「回数を重ねる」ことで引き出しが増え、精度が上がります。

■検索の前にChatGPTに聞くのはどうか?

最近は「まずChatGPTに聞く」という人も増えています。AIは確かに便利ですが、次の点に注意が必要です。
例えば、Microsoft 365Wordで「アップデート後に行間が広がる」問題が起きたとします。これが設定ミスか、アップデートによる不具合かで対処は変わります。
AI
は過去の情報や一般論から回答を出しますが、原因特定は得意ではありません。まずは検索で公式情報、同じ症状の報告、最新のトラブル事例を集めたうえでAIに質問する方が、正確な答えにたどり着きやすいです。AIは万能ではなく、「相談相手」「補助ツール」として使うのがベストです。

■まとめ:検索はトレーニング

検索の一番のコツは、「とにかく試してみる」ことです。失敗を恐れず、いろんなキーワードで調べ、いろんな記事を読み、寄り道を楽しむ。AIも上手に使いながら、自分の力を少しずつ伸ばしていく。これが、「わからない」を脱出する第一歩だと思います。

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