2025.06.10
DM(ダイレクトメール)づくりに大事な校正のコツ

DMの印刷物ができた後で間違いが見つかると、残念な気持ちになるだけでなく、場合によっては訂正シールを貼るなど、手間や時間、費用がかかることもあります。そうならないためには、校正がとても大事。しかし、地道な作業のため苦手な方が多いようです。

そこで今回は、DMづくりに大事な校正のコツとして、何度もチェックすべき重要な箇所や見落としやすい間違い、チェック漏れを防ぐ校正のやり方をお伝えします。要点を押さえて、効率よく校正しましょう。

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間違ってはいけない重要な箇所

DMには決して間違ってはいけない箇所があります。校正の際は何度もチェックしましょう。

● 数字(価格、日時など)

商品・サービスの価格や、イベントなどの日時を間違えて印刷すると、そのままDMを送ることはできないため、印刷し直すか、訂正シールを貼るなどの対処が必要となるでしょう。商品説明のサイズ・容量・個数などの数字も要注意です。

● 企業情報(電話番号、メールアドレスなど)

下のような企業情報も、間違えられない重要な箇所です。

電話番号を間違えると、間違えられた方に迷惑をかけてしまうため、訂正シールを貼るなど対処の必要があります。メールアドレスやホームページのURLも間違えやすいので、一文字ずつチェックします。

下のような二次元コードを載せているときは正しくアクセスするか、スマートフォンで確認しましょう。

●固有名詞(会社名、人名など)

会社名や人名を間違えると、相手に不快な思いをさせてしまいます。自社の商品名・サービス名の間違いはイメージダウンにも。よく似た漢字や英文字の間違いも多いので、一文字ずつ丁寧にチェックします。

要注意!見落としやすい間違いとは

校正のときに見落としがちな間違いを紹介します。

●漢字の間違い

パソコンの変換ミスで、漢字の間違いが起こることがよくあります。

<例>
× 小型カメラを内臓   小型カメラを内蔵
× 人工100万人以上   人口100万人以上
× 消火器系の病気    消化器系の病気
× 以外な真実      意外な真実

同音異義語の間違い

間違えやすい同音異義語をあげますので、文中にあるときは調べて確認しましょう。

<例>
ツイキュウ 追究/追及/追求
ホショウ  保証/保障/補償
カイトウ  回答/解答
ドウセン  動線/導線
オサメル  収める/納める/修める/治める
イタム   傷む/痛む
コエル   超える/越える

ひらがなの間違い

ひらがなが1字多い、抜けている、入れ替わっているという文章でも、脳が推測して違和感なく読めてしまいます。
例えば、次の文章の中に間違いがあります。わかりますか?

  いつごも利用いたただきありがうとござます。

すんなりと読めてしまい、間違いに気づきにくいのではないでしょうか。
正しくは・・・

  いつもご利用いただきありがとうござます。

 「て・に・を・は」などの助詞が抜けることもよくあります。ひらがなも一文字ずつしっかり確認することが大切です。

キャッチコピーや見出しの間違い

目立つ文字は、かえって間違いを見つけにくいものです。ひらがなが1字抜けていたり、似た漢字が入っていたりすることも多いので気を付けましょう。

イラストや図表の中の間違い

イラスト内の文字、図表のデータ、デザインのあしらいで入っている英単語なども間違っていることがよくあります。

チェック漏れを防ぐ校正のやり方

おすすめの校正のやり方を紹介しますので、参考にしてチェック漏れを防いでくださいね。

●出力して校正する

パソコンの画面で校正すると、間違いを見落としがち。紙の方が間違いを見つけやすいので、必ず出力して校正しましょう。

●一文字ずつチェックする

先ほど「ひらがなの間違い」について説明したとおり、1字多かったり抜けたりする文章でも、違和感なく読めてしまいます。校正時は意味を考えず、一文字ずつチェックすることが大事です。

●項目を分けて確認する

価格だけ、商品仕様だけ、見出しだけなど、項目別でもチェックしましょう。共通する文字や記号が抜けていたり、つじつまが合わなかったりなどが見つけやすくなります。

<例>
A商品 16,800円   B商品 23,000   C商品 2,5000
B商品の「円」が抜けており、C商品のカンマの位置が間違っています。価格だけをチェックすると、間違いに気づきやすいですね。

●声に出して読んでみる

黙読すると、流して読んでいることもあり、声に出して読むと、誤字脱字などのミスが見つけやすくなります。

●2人で読み合わせをする

1人が原稿を読み、もう1人が校正紙をチェックします。読む人は、送り仮名や漢字を説明しながら読み、数字は一桁ずつ、記号や単語もすべて声に出して読みます。
例えば「19,800円」であれば、「いち、きゅー、かんま、はち、ぜろ、ぜろ、えん」と読み上げ、校正紙をチェックする人が1字ずつ確認します。

●担当者以外の人も校正する

DMの担当者は何度も原稿を読むうちに、慣れてしまっている可能性があります。そうなると間違いを見落としやすいもの。DMと関わりのない人が新鮮な目で校正することで、新たな間違いが見つかることもあります。特にボリュームのある印刷物は、複数の人に校正してもらいましょう。

DMの印刷・発送で、万一のミスを防ぐために

DMづくりに大事な校正のコツについて説明しましたが、印刷や発送準備の段階でミスが起こってしまっては、校正の努力が無駄になります。

そんなことは絶対起こってはいけませんから、ダイレクトメール発送ONLINEは、DMの印刷や発送準備では経験豊富なスタッフによる何重ものチェック体制を設け、万一のミスを防いでいます。また、複雑な作業は人の手で行うなど、品質管理を徹底しています。

正確、丁寧、迅速な作業で、全国の会社様にご依頼いただいています。DM発送のお問い合わせはもちろん、DMに関することも気軽にご相談ください。

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