2025.07.31
挫折しないニュースレターの始め方。創刊前に準備することとは

前回の記事では、ニュースレターの特徴や効果についてお伝えしましたが、「ニュースレターを始めてみたいけど、どうすればいいのかわからない」という方もいらっしゃるでしょう。 

そこで今回は、ニュースレターの始め方として、創刊前に準備することを説明し、ニュースレターを長く継続するためのヒントもお伝えします。

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継続が成功のカギ。ニュースレターは楽しみながらつくろう

ニュースレターの役割は、既存顧客との関係強化で、お客様からの親近感や信頼感を高めることです。
これは、人と人が仲良くなることと似ています。会ってすぐ親友になることはほぼないでしょう。何度も会って話をすることで、気心知れる間柄になっていきます。
ニュースレターも同じ。定期的に届け続けて様々な情報を伝えると、徐々に理解が深まり、親しみを感じてもらえるようになります。

そのためには、ニュースレターを長く継続することが大事なんです。「いいものをつくろう」と完璧を目指しすぎると、負担が大きくなり挫折しかねません。「どうすれば楽しんでもらえるかな?」と、わくわくした気持ちで取り組めば、無理なく継続できるでしょう。楽しみながらつくれるように、創刊前にしっかり準備をしましょう。

ニュースレターを始めるためのステップ

ニュースレターを始めるための、創刊前の準備を段階的に説明します。

[ステップ1]ニュースレター発行の社内体制をつくる

まず、ニュースレターの担当者を決めます。1人で文章作成から撮影、デザイン、発送までを行うのは負担が大きすぎ、内容も偏ったものになる恐れがあります。メインの担当者のほか、各コーナーの担当、撮影担当など、複数で役割分担することをおすすめします。

なお、デザインは外注することができます。ニュースレター用のテンプレートを使えば、自社でデザインすることも可能ですが、デザインは慣れていないと時間がかかります。デザインスキルをもつ人がいないときや、人手に余裕がないときは外注することを検討します。長いスパンで続けるために、無理のない体制を整えましょう。

[ステップ2]送付先を決める

ニュースレターを読むのは、どのような人でしょう。個人の場合は年代・性別・家族構成・居住地・関心事など、法人の場合は業種・規模・役職などを明確にします。読む人のことが想像できると、興味をもってもらえるニュースレターを作りやすくなります。

送付先が多い場合は、年間利用金額の上位のお客様に絞り込むこともできます。上位3割の顧客が7割の成果を出しているという「3対7の法則」がありますが、これに基づいて、送付先は上位30%の顧客と決めてもいいでしょう。

[ステップ3]掲載内容を決める

ニュースレターにどのような情報を載せるのかを考えます。送付するお客様の興味を考慮し、知りたい、読みたいと思われる内容を選びましょう。掲載内容については前回の記事で触れていますので参考にしてください。

ニュースレターを数回でやめてしまうと効果がなく、費用が無駄になりかねません。途中で挫折しないように、記事は作りやすさも考慮します。継続するには次のことも行うといいでしょう。

<ニュースレターを継続するためのヒント>

・半年ほどの掲載内容を決めておく
半年間の掲載内容を大まかにでも決めておくと、慌てることなく計画的に原稿作成できます。各号ごとにテーマを設けるときも、半年ぐらい決めておきます。

・連載コーナーをつくる
連載コーナーがあると、記事のストックが可能になり、継続しやすくなります。お客様も次号を楽しみにしていただけるでしょう。

・次号予告の掲載
雑誌には次号予告が必ず掲載されています。同じように、「次回△月号のテーマは〇〇〇〇です。お楽しみに」など次号予告を載せましょう。次号予告を見て楽しみにしている方がいると思えば、発行しないわけにはいきませんね。

[ステップ4]タイトルを決める

ニュースレターのイメージに合うタイトルを考えましょう。タイトルによく使われる言葉は、新聞、通信、NEWS、便り、レター、マガジン、情報局など。これらの言葉に、社名・店名やニュースレターの特徴などを加えればタイトルをつくることができます。名前が決まればタイトルのデザインをつくりましょう。

[ステップ5]デザインの基本フォーマットの作成

ニュースレターのレイアウト、フォント、配色などを決めて、デザインの基本フォーマットを作ります。用紙サイズはA4サイズが一般的で、これより大きいと掲載内容が増えて、作成の時間や労力も増えます。
封筒の材質や色、デザインも決めます。開封したくなるような封筒の工夫が必要ですが、透明封筒なら中身が見えるので開封されやすくなりおすすめです。

[ステップ6]発行頻度を決める

発行頻度は毎月、隔月、3カ月に1回などで、一度決めたら1年以上は続けましょう。
号数の表記も必要です。毎月発行の場合は「1月号、2月号…」。隔月の場合は「1・2月号、3・4月号…」。3カ月ごとの場合は季刊として「春号、夏号、秋号、冬号」。隔月や3カ月ごとは「Vol.1、Vol.2…」と表記してもいいでしょう。

[ステップ7]制作・発行スケジュールを立てる

ニュースレターは決まった時期に届くようにします。定期的に届くと、きちんとした会社という印象を与え、信頼感にもつながります。
定期的に届けるには、1年間のスケジュールを立てて計画的につくることが重要です。スケジュールは、発送日から逆算して立てます。年間スケジュールを立てると、年末年始などの長期休暇があっても、前倒しで作業できるので慌てずにすみます。

ニュースレターを始めたい方、ぜひご相談ください

ニュースレターの始め方として、創刊前に準備することを説明しましたが、おわかりいただけたでしょうか。
今回の記事を読んで、「どんな掲載内容がいいだろう?」、「うちの場合の発行スケジュールの立て方が知りたい」など、ニュースレターに関するご質問やご相談がありましたら、ダイレクトメール発送ONLINEへお寄せください。

ダイレクトメール発送ONLINEでは、DMだけでなく、ニュースレターに関してもデザインから印刷、発送まで対応しています。初めてニュースレターを発送される会社様のサポートも数多く行っていますので、ニュースレターを始めたい方はどうぞ気軽にお問い合わせください。

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