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2023.1.26
何で、そこに紙?

情報処理部 宛名担当:久納です。

今回、私は「製造工程で使用される紙」というテーマでブログ記事を書くことになった。

それは、「工程紙」または「機能紙」と呼ばれる。
用途として思いつくのは、新しい懐中電灯が点灯しないように電池に挟まっているあの紙(絶縁紙)や新しいガラスが傷つかないように貼りついているあの紙(剥離紙)・・等である。

 

うーん・・・・・地味やけど必要なヤツですよね?
ブログ用の題材としては、「えっ!こんなところに使われてるの?!」や「何!そんな超絶技術が?!」って感じなのが欲しい。

ならば、「宇宙」的なものに使われているとかインパクトがあっていいかも!

「ロケット・工程紙」でネット検索。
『紙で作ったロケットを飛ばしてみた』・・・・・・・違う。

 

「飛行機・工程紙」でネット検索。
『めっちゃ飛ぶ紙ヒコーキの製作工程』・・・・・・・チガウ!!!

 

あぁ、もう「宇宙・紙」でネット検索してしまえ!
『紙の人工衛星の開発をスタート』・・・・・・・・・(。´・ω・) ん?

 

『紙の人工衛星』? 何それ、どういうこと?

 

どうやら、紙屋さんと人工衛星屋さんがコラボして紙の人工衛星を制作するプロジェクトがあるというのだ。
気になるやん、めっちゃ気になるやん。でも、テーマと全然関係ないやん?
でも、このまま書いてしまおう。知的好奇心は止められない!

 

ざっくり説明すると・・・

使用される紙は「セルロースナノファイバー」という、木質繊維を超微細化したもので強化されており、鋼鉄の1/5の 軽さで、5倍の強度を有するらしい。さらに従来のの金属製と比較して電波を透過しやすく、通信用アンテナを衛星内部に搭載することが可能。人工衛星はそのミッションを終えた後、大気圏に突入し、燃え尽きる。紙であれば金属製と違い、大気との摩擦で水蒸気と二酸化炭素になるだけで地球環境汚染は発生しないとも。

 

ええことだらけやん?

しかし、金属の代替品として紙をチョイスするという発想がエモーショナル!
いずれ、本当に紙ヒコーキで旅行できる日が来たりして?

(参照)

http://www.hokuetsucorp.com/pdf/20220513_release05.pdf

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