2023.08.25
ChatGPTを使って、送付するDMのキャッチコピーを考えてみよう

ChatGPTに代表される生成AIが急速に普及してきましたね。
実はDM発送代行の分野でも、正しい使い方さえすれば様々な面に役立てることができます。
しかも、利用は無料で簡単に使えるのですから驚きです。

今回は、特に利用イメージがわかりやすい「キャッチコピーのアイディア」という点に絞って考えてみましょう。

DMを送ることは決まっているけど、「どういうキャッチコピーにしたらよいかわからない」「効果の出るキャッチコピーを考えてほしい」という方は、是非参考にしてみてください。

ChatGPTの始め方

まずは「ChatGPT」って聞いたことはあるけど、実際にどうすれば使えるのかわからない、という方に向けて、簡単に利用方法をご案内します。

ChatGPTは、いわゆるインストール型のソフトと異なり、ブラウザからすぐに利用できます。まずは、公式サイトからアカウントを登録しましょう。質問を入力するだけで無料で利用できます。

【登録の流れ】

1.ChatGPTのWebサイトにアクセス

URL:https://openai.com/blog/chatgpt

2.サインイン(アカウント登録へ)

初回の登録時は「Sign up」を選択してください。登録後、再度ログインする場合には、左側の「Log in」からログインできます。

3.アカウント登録

ChatGPTは、メールアドレスとパスワードで新規登録するか、Google・Microsoft・Appleの各アカウントで登録するかを選択することができます。特にサービスに差があるわけではありませんので、希望の方法で登録していただければ問題ありません。
メールアドレスを入力すると、次にパスワードの入力画面が表示されますので、パスワードも登録しましょう。

4.登録したメールアドレスに、認証メールが届く

メールアドレスとパスワードを登録すると、OpenAIから認証メールが届きますので、本文内に記載の「Verify email address」をクリックして認証してください。

5.氏名と生年月日を登録

メール内のボタンをクリックすると、氏名と生年月日の登録欄が表示されますので、それぞれ入力して登録を続けましょう。生年月日は、日本と逆で「日/月/年」で登録するルールですのでご注意ください。

6.電話番号認証

最後に電話番号認証です。+81は日本の国際電話の番号ですので、そのまま変更せずに登録しましょう。登録したら、その番号宛にSMSが送られてきますので、次の画面でSMSに記載された認証コードを入力してください。

7.登録完了!

おつかれさまでした。この画面が表示されれば無事に登録完了です。簡単にアクセスできるようにブックマークなどに登録しておくとよいでしょう。

ChatGPTでDMのキャッチコピー案を出してみる

ChatGPTの準備ができたら、早速使ってみましょう。使い方は簡単で、画面下に表示される入力欄に質問を打ち込むだけです。

ただし、「DMのキャッチコピー案を出してください」というような質問では、回答の精度は大きく下がってしまいます。ここでは、効果的にChatGPTを利用する方法をお伝えします。

1.ChatGPTがどんな人間かを定義する

まずはじめに、いきなり質問を投げるのではなく、ChatGPTを特定の人間に見立ててみましょう。
例えばDMのキャッチコピーを考えてもらいたいときは下記のように入力してみます。
「あなたはキャッチコピーを専門とするライターで、特にDMのキャッチコピーには造詣が深く、これまで多くのキャッチコピーを作成してきました。」

実はChatGPTは与えられた属性に立って思考するという傾向があります。
以下は、実際にただ「DMのキャッチコピー案を考えてください」と記載した場合と、DMの専門ライターという属性をつけてお願いした場合のキャプチャです。回答内容が大きく異なっていることがわかると思います。

2.ターゲットや宣伝したい商品の情報を詳しく伝える

上のキャプチャを見ても、キャッチコピーではあるものの、一体どんなDMのキャッチコピーなのか、よくわかりませんよね。人間と同じで、ChatGPTにも作成してほしいキャッチコピーに関わる様々な情報を伝えてあげる必要があります。以下はその主な項目です。

・ターゲット(年齢・性別・居住地域など)
・商品やサービスの詳細(どんな商品か、強みやメリットなど)

実際に、先ほどのChatGPTにこれらの情報を伝えてキャッチコピー案を考えてみてもらいましょう。

いかがでしょうか、ChatGPTに詳しい情報を伝えたことで、実際の商品やサービスを汲み取ったキャッチコピーの案が、わずか数秒で生成されました。

3.文字数やキーワード、案出しの数なども規定してみる

これでキャッチコピー案はほぼできましたが、更に細かい条件も追加してみましょう。DMでは、掲載できるスペースに限りがあったり、このキーワードは入れておきたいといったこともありますよね。ChatGPTはそういった規定もクリアした案を考えてくれます。

文字数が思ったより少なくなっていますが、これはひょっとすると欧米基準で半角を1文字=日本語は2文字と捉えて計算しているのかもしれません。

DMのキャッチコピー案を出してもらうコツまとめ

いかがでしたか?一工夫するだけでキャッチコピーの精度や内容は大きく変化します。ChatGPTを使いこなすために、以下のポイントを押さえて是非活用してみてください。

1.ChatGPTを特定の立場に立った人格として定義する
2.ターゲットや宣伝したい商品の情報を詳しく伝える
3.文字数やキーワード、案出しの数なども規定してみる

ChatGPTを利用する際の注意点

簡単にDMのキャッチコピーを考えてくれる便利なChatGPTですが、最後に利用にあたって知っておきたいことや、注意点もお伝えしておきます。

まず、生成された文章を商用利用すること自体は問題ないようです。

OpenAIの利用規約によると、「入力」して「出力」された情報は、コンテンツ(API含む)として扱われます。出力された文章は、両当事者間で、適用法で許可されている範囲で、すべてコンテンツの権利を所有します。

引用元:「ChatGPTの著作権問題とは?商用利用はできる?

ただし、ChatGPTで生成された文章が、そのまま著作権のある文章そのものであったり、または極めて類似した表現だった場合には、著作権侵害になる可能性があります。 

ChatGPTを使って自動生成された文章が、著作権を有する文章や極めて類似した表現であった場合、著作権侵害になる可能性があります。 ChatGPTが生成する文章が偏った情報を含む場合もあります。

引用元:「ChatGPTは著作権を侵害する?知っておきたい権利の知識

このため、ChatGPTで生成した文章は、あくまで「案出し」というレベルに止め、それを元に最終的にブラッシュアップしてオリジナルの文章を考える、という利用方法が適しているようです。

まだ生成AIの分野については、法律の整備が追いついていない状態ですので、うっかり著作権の侵害などにならないよう、最新の情報を確認しながら利用していきましょう。

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素敵なキャッチコピーができあがったら、是非DM発送代行も検討してみてくださいね。

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