2023.12.4
ダイレクトメールのデザインを依頼するとき、外注先を選ぶポイントと制作の流れ

ダイレクトメール(DM)のデザインの外注先は、広告代理店、広告制作会社、デザイン会社、フリーのデザイナー、印刷会社、DM発送代行会社があります。その特徴は様々で、外注先の選定はなかなか難しいもの。そこで今回は、DMデザインの外注先を選ぶポイントと制作の流れについて取り上げます。

※DM発送代行の料金を知りたい方は、DM料金表・費用見積りをご利用ください。

外注先を選定する前に考えておきたいこと

DMデザインの外注先を選ぶ前に、次のことを考えておきましょう。

① 目的とターゲット

DMを何のために送るのかという目的と、誰に送るかというターゲットを明確にします。

② 予算と部数

予算と発送部数を確定し、印刷物の仕様も決めます。仕様の確定は、外注先と相談した後でも構いませんが、おおよその制作費(外注費)を出すために一応、仕様を決めておきます。DMハガキなら1種類ですが、封書なら送付状、チラシ、パンフレットなど複数作ることになります。

予算と部数、仕様が出れば、おおよその制作費が計算できます。

デザイン制作費=DM予算-(印刷費+発送作業費+配送費)

印刷費+発送作業費+配送費」はDM発送料金オンライン見積りで参考費用を出すことができます。 

③ スケジュール(納期)

まずDM発送日を決めます。そこから逆算すると制作期間が出ます。初めて印刷物を作る場合、制作期間を短く考えがちです。制作時間に余裕がないと、選べる外注先が限定されますから、DMを送ることが決まれば、できるだけ早く発注しましょう。

④ マンパワー

担当者がDM業務にどれだけ時間が割けるかにより、負担できる量が変わります。本業が忙しいときや、DM制作に慣れていないときは、様々な業務を任せられる外注先だとスムーズです。

外注先の特徴と選ぶポイント

DMデザインの外注先の特徴と選ぶポイントを紹介します。ここでは、一般的な内容をまとめており、事業者によって当てはまらないこともありますので、実際に問い合わせて確認されるようお願いします。

広告代理店

広告戦略を考え、制作やマーケティングなど総合的な広告活動を担います。効果測定・分析も任せられ、Web広告との連動など様々な広告展開を行えます。制作は外部委託が多く、デザインの要望が伝わりづらいことも。料金面ではディレクション費などが入るため、割高になる傾向があります。

[こんなときにおすすめ]
DM発送を販促キャンペーンの一部と捉え、多彩な展開を考えている場合におすすめです。

広告制作会社

広告制作に特化した会社。コピーライターも在籍し、企画や文章作成も依頼できます。クリエイターと直接打ち合わせでき、要望が通りやすく、納得できる仕上がりが期待できます。会社ごとに得意なジャンルがありますので、制作実績を確認にして選ぶことが大事です。

[こんなときにおすすめ]
クリエイターとやりとりしながら進められるため、費用をかけてクオリティ重視の印刷物を作るときは頼りになるでしょう。

デザイン会社

印刷物のデザインを専門に請け負います。女性向けのソフトなデザイン、インパクトのあるもの、シンプルで洗練された感じなど、得意な領域があります。制作実績を確認して、希望する内容に近い会社を選びましょう。

[こんなときにおすすめ]
文章作成は外部委託か、請け負わないこともありますから、原稿を準備できる場合はおすすめ。文章作成費用が不要となり、料金が抑えられます。

フリーランス

法人と比べ、割安なことが多いのですが、個人なので仕事量に限界があり、急ぎの仕事やボリュームのある印刷物は難しくなります。個性の違いが大きく、一度仕事してみないとわからないため、依頼は紹介が多いようです。

[こんなときにおすすめ]
相性のいいデザイナーと出会えると、制作を一任でき、社員のような気持ちで動いてもらえることも。小規模事業や起業家など、費用や手間をかけられない場合はかなりの助けになります。

印刷会社

印刷まで一括して任せられ、入稿データが不備で印刷できないなどのトラブルの心配がありません。デザイナーが在籍していない会社は、外部委託になるため、制作の要望が伝わりづらい、修正などのやりとりに時間がかかる、ということも。

[こんなときにおすすめ]
部数の多い印刷を依頼すると、制作費+印刷費を安くまとめてもらえることがあります。

DM発送代行会社

デザインや印刷も一括して依頼できるDM発送代行会社だと、あらゆるやりとりが一本化でき、制作進行がシンプルになります。印刷物の形態などで配送費を安くすることに熟知しており、コスト面でも有利。ただし、デザイン・印刷に対応しない業者もあるので確認が必要です。

[こんなときにおすすめ]
デザインから印刷、発送まで一任できると、負担が軽くなります。業務で忙しいときはもちろん、初めてDM発送をするときも安心です。

デザインを依頼したときの制作の流れ

DM業務を円滑に進めるため、デザイン発注後からの主な制作の流れをつかんでおきましょう。

①打ち合わせ
DMの目的やターゲット、デザインの要望、納期を伝え、デザインに入れる要素(原稿、画像、表など)を渡します。制作スケジュールと見積りが提出されたら確認し、不明な点は解消しておきます。
デザイン作業後の大幅変更は、費用のアップや時間のロス、ミスの原因になるので回避したいもの。最初の打ち合わせまでにDMの目的やゴールを確定し、途中で大事な要素を変えないようにしましょう。

②デザインの提案
ラフ案(完成イメージ)をチェックし、変更・追加などがあれば伝えます。

③デザイン(初稿)のチェック
文章・画像などすべての要素が入ったデザイン(初稿)をチェックします。文字もしっかり校正します。

④デザイン(再稿)のチェック
追加・変更などを修正したデザイン(再稿)をチェック。文字などを最終確認します。

⑤印刷用データ(入稿データ)の完成
印刷会社か、印刷を請け負うDM発送代行会社にデータを送り、印刷します。

印刷物が完成したら、発送作業(折り加工・封入・封緘・宛名ラベル貼り)に進み、DM発送となります。

手間をかけず効率よくDM発送したい方へ

DM業務にあまり時間をとられたくない、スピーディにDM発送したいなどの場合は、デザインから印刷・発送まで一括して任せられるDM発送代行会社に依頼されることをおすすめします。

ダイレクトメール発送ONLINEでは、デザインから印刷・発送まですべて対応しています。スケジュール管理も含め、丁寧にサポートしますので、初めてDMを送られる場合も安心です。DM発送が決まりましたら気軽にお問い合わせください。

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