2022.08.28
いい広告をつくるための7つのこと
ダイレクトメール発送代行会社 サードパーティーの濱田です。
今回は宣伝会議さんのAdverTimesのコラム記事「いい広告をつくるための7つのこと」https://www.advertimes.com/20220809/article391937/を読ませていただきました。○○に大切な7つのことと書かれるとついつい読んでしまいますね(^-^)
SNSにより誰もが発信者になれる現在、企業の広告や宣伝などのコミュニケーションに携わる我々は何をお客様に向けて発信すればいいのか、非常に悩まれている方も多いと思いますし、私もその一人です。
ではいい広告とは何か?我々企業の販促担当者は何とか他社と差別化して、モノやサービスを売ろう売ろうとしがちになります。しかしいくら差別化してアピールしても、そのモノやサービスを今欲しいと思っていない人には「全く」効果はありません。
リンゴを今欲しくない人に、「我が社のリンゴは唯一赤色のリンゴになっています」と伝えてもリンゴを買ってくれないわけです。ほとんどの広告はこのように今それが欲しくない人に「いいでしょ、いいでしょ、我が社の商品」と言っているのかもしれません。
いい広告は、「直接的にモノを売るのではなく、その一歩手前で好きにさせるもの」まずは、売ることより好きになってもらうことを考えていかなければならないようです。
そして言葉の本質を理解するということが大切だということです。広告制作で頻繁に使われるクリエイティブとは、ビジョンをカタチにするという考え。そしてビジョンとはアイデアを持つこと。つまりお客様の頭の中にあるアイデアを言語化し、それを映像や描写にしていくということにほかなりません。クリエイティブと聞くだけで私たちは何か全く新しいものを産み出さなければならないという呪縛に囚われますが、実はすでに頭の中にあるということですね(^-^)
※全長7m超のアメ車が人気の市場では、小さなドイツ車は売れるわけがないという思い込みを外さないといい広告は作れません
広告でブランドはつくれないと筆者はいわれています。サッカーチームのサポーターはプレイヤーになれないがプレイヤーを盛り上げることは出来るのと同じで、広告はプロダクトというプレイヤーを盛り上げて、価値を上げることができます。
ブランドは「憧れ + 信頼」からなり、勝ち取るには長い年月がかかります。広告がブランディングに貢献するためには、この継続性が重要です。しかし多くの企業が継続的に広告でコミュニケーションを取り続けることをあきらめてしまいます。原因は同じ広告を継続することに「飽き」と「マンネリ」と「新しいもの好き」という人間の本能が働くからだそうです。何事も継続が大事だということを忘れてはなりません。
最後に本当にいい広告をつくるには私たちは「伝える力」を磨き「伝える力」を存分に発揮する必要があるということでした。「伝える力」こそが「人類最大の武器」。厳しい企業の生存競争を広告という「武器」を使って勝ち抜いていきましょう!