2024.12.12
DM(ダイレクトメール)反応率アップのための「お客様の声」「体験談」の載せ方と集め方

広告の訴求力を高めるために活用される「お客様の声」や「体験談」。ネットショップなどには必ずと言っていいほど載っていますが、DMにも効果的で、反応率アップにつながります。しかし、載せ方によっては効果が出ないばかりか、かえって悪い印象を与えてしまうこともあり、注意が必要です。

そこで今回は、DMに「お客様の声」「体験談」を掲載するときの注意点や、効果的な載せ方、集め方などをお伝えします。DMの反応率を高めたい方はぜひお読みください。

※DM発送代行の料金を知りたい方は、DM料金表・費用見積りをご利用ください。

「お客様の声」「体験談」は、なぜ効果がある?

最初に、「お客様の声」「体験談」は、なぜ広告の効果があるのか理解しておきましょう。

「お客様の声」「体験談」は、実際に利用した人の感想や意見であるため、利用したことのない方は商品・サービスへの理解を深められます。「申し込んで失敗するかも」「購入して大丈夫?」という不安を解消できれば、申し込みしやすくなります。

申し込みのハードルを下げる役割を果たしますが、載せ方によっては逆効果になることも。そうならないように、次で避けるべき載せ方を説明します。

注意! 効果が期待できない載せ方とは

・具体性のない、簡素な内容

「とても良かった」「いい商品でした」などの感想だけでは具体性がなく、読む方の参考になりにくいでしょう。

・文章が整いすぎている

元のお客様の文章を読みやすくするために整えすぎると、真実味が薄れます。「本当に利用した人が書いたの?」と疑われかねません。

・良い面だけを載せている

称賛するようなコメントばかりだと嘘っぽく感じられます。また、自社に都合のいい内容に書き換えることもやめましょう。

・匿名性が高い

お客様の情報が「Yさん」などイニシャルだけでは、「創作したのでは?」と不審に思う人もいるでしょう。お客様のコメントであることが伝わるように、名前はイニシャルでも、性別・年齢(年代)・居住地ぐらいの情報は載せましょう。

「お客様の声」「体験談」の効果的な載せ方

「お客様の声」「体験談」でDMの反応率アップにつなげるには、利用した人の声だと信用してもらうことや、読んだ方の参考になることがとても大事です。そのために次のことを押さえて載せましょう。

●DMのターゲットを意識する

DMを受け取る方(ターゲット)に近い属性(年代・性別・居住地・職業など)の人の声は、興味をもってもらいやすくなります。例えば、シニア層がターゲットなら60代以上、経営者がターゲットなら経営者の声を載せるようにします。

●「悩み・動機・変化」を載せる

効果のある「お客様の声」「体験談」には、「利用前の悩み・困りごと」「申し込みの動機」「利用後に変化したこと」が入っています。アンケートなどを行うときは、回答してもらえるように、必ず質問しましょう。

●ネガティブな声も外さない

厳しい批判や悪口を載せる必要はありませんが、「当初は効果を感じなかった」「料金が高めで迷ったが、利用して良かった」など若干のマイナス要素も入れると、共感してもらいやすくなります。

●お客様の情報を載せる

氏名・性別・年齢・居住地・職業などのお客様の情報から、何を載せるかはDMの目的によって異なります。例えば健康食品なら性別・年齢を入れるなど、読む方が参考になる情報を載せましょう。

●写真を載せる

顔写真があると、信頼性が高まり、興味をひきやすくなります。商品を利用しているシーンなど、商品・サービスに関連した写真も有効です。

●見出しをつける

読まれやすいように見出しをつけましょう。気になる内容でインパクトのあるフレーズだと一層効果的です。

●複数載せるときは重複を避ける

複数の声を載せるときは、内容が重ならないようにします。属性もかぶらないように、性別を問わない商品なら男女比をバランスよく載せる、全国に向けたDMなら居住地を分散させるなど考慮します。

「お客様の声」「体験談」の集め方

アンケートやインタビュー取材で、「お客様の声」「体験談」を収集する方法を説明します。
いずれの場合も、商品券や割引券、ポイント付与、プレゼントなどのお礼を用意すると協力を得やすいでしょう。

●アンケートで集める

アンケートでは、お客様の情報(氏名・年齢・性別・居住地・職業など)のほか、「利用前の困りごと・悩み」「申し込みの動機」「利用後に変化したこと」などを質問します。

・メールでアンケート

既存のお客様にメールで、アンケートへの協力をお願いします。オンライン上のアンケートフォームを用意し、回答URLをメールに掲載して送ります。パソコンやスマートフォンで回答していただく手軽でスピーディな方法です。

・DMでアンケート

既存のお客様に送付するDMの中に、アンケートコーナーを設けます。オンライン上にアンケートフォームを用意し、回答URLに誘導するQRコードを掲載すれば、スペースをとりません。スマートフォンで回答していただきます。
参考:DMマーケティング「QR-DM」
※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの商標登録です。

・対面でアンケート

店舗などであれば、来店されたお客様にアンケート用紙を渡し、回答をお願いします。住所やメールアドレスを知らない方にも回答していただくことができます。

●インタビュー取材を行う

しっかりした内容を掲載したい場合は、お客様にインタビュー取材を行います。事前にメールなどで質問内容を伝えおくと、答えていただきやすいでしょう。
時間経過や割合など、数字を聞くようにすると、具体性が出て説得力が高まります。

<基本的な質問事項>
・利用前の悩み、困りごとについて
・商品(サービス)を知ったきっかけ、申し込みの動機
・利用後の変化、改善・解決したこと
・今後、期待すること

●掲載許可をとっておきましょう

どんな目的で使うのか、どのように載せるのかをお伝えし、必ず掲載許可をとっておきます。お客様の情報である、名前、性別、生年月日、職業、居住地などを載せることも了承を得ておきましょう。DMに名前や写真を載せる場合は、印刷前にチェックを受けておくと安心です。

 

「お客様の声」「体験談」はDMの反応率に影響する大事な要素です。今回の記事を参考に、効果的な載せ方を行ってくださいね。

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