代表ブログ

2023.03.28
鳥肌の立つ確定申告って?

ダイレクトメール発送代行会社 サードパーティーの濱田です。

みなさんヘラルボニーという会社をご存じでしょうか?おそらくほとんどの方は聞いたこともない会社だと思いますが、私は何年か前からすごく気になる会社の一つとしてベンチマークしています。

「異彩を放て。」というインパクトのあるミッションの元、大手企業からも出資をもらっているこの会社が何をしているかといいますと「福祉事業」。しかし一般の福祉事業会社とは全く違い、知的障碍者が持つ豊かな感性、繊細な手先、大胆な発想、研ぎ澄まされた集中力など普通ではないということは同時に可能性がある彼ら彼女たちの異彩を社会に送り届けてくれています。

福祉領域で多様な事業を展開されていて、知的障碍者の作品を多くの企業とコラボで商品化したり、自社サイトで販売されています。https://store.heralbony.jp/

そんなヘラルボニー社ですが、今回「鳥肌の立つ確定申告」というニュースが宣伝会議さんで取り上げられていたので、ぜひ皆さんにも知ってもらいたいと思い、紹介させて頂きます。https://www.advertimes.com/20230203/article410602/?utm_source=advertimes&utm_medium=email&utm_campaign=ad_mail_20230207

ヘラルボニー社は今年1月に東京メトロと本社所在地の盛岡駅に企業広告ポスターを掲示しました。ポスターには「鳥肌が立つ、確定申告がある。」というキャッチコピー入り、契約している作家さんたちの作品の上に、「息子が扶養の基準を超えて、確定申告することになりました」から始まるボディコピーが書かれていたそうです。

この広告は、契約作家のご両親から「息子が扶養の基準を超えて、確定申告することになりました。」という手紙がヘラルボニー社に届いたことに端を発して制作されたそうです。

私たちサードパーティーも就労支援A型やB型事業所様にお仕事をお願いする機会も多いのですが、A型事業所では国内の最低時給、知的障碍を持たれた方が通うB型事業所に至っては時給ではなく完全出来高払いとなっており、職業訓練所での賃金は月額平均15,776円程度ということが記事に書かれていました。おそらく手紙をくれたご両親の息子さんも数年前まではそういった環境で働いていたのではないでしょうか?

このように障碍を持っていても確定申告するほどの収入を得られる機会はこれまであまりなかったと思われますが、インターネットでどんな人でもチャンスがあることをこの広告から感じました。

サードパーティーでは多くのポストカードを印刷していますが、ヘラルボニー社を見習って世の中の異彩を持った人の力になれたらという気持ちがさらに強くなりました\(^o^)/

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