2024.12.12
DM(ダイレクトメール)営業の始め方~DM準備から発送までを解説
DM営業は、広告や集客を目的として、お客様にハガキや封書を届ける営業手法です。直接お客様にアプローチでき、送付物を手元に残せることから、デジタル主流の現在でも多くの会社で行われています。
DM営業には、制作や発送という専門的な工程があるため、初めて行うときは、どんな風に進めればいいのか、戸惑われる方が多いようです。そこで今回は、DM営業を行うときの準備から発送までの手順をわかりやすく説明し、効率よく進めるコツもお伝えします。
※DM発送代行の料金を知りたい方は、DM料金表・費用見積りをご利用ください。
DM発送までの主な流れ
DM営業には様々な工程がありますが、大きく3つの段階に分けられます。まずは主な流れを知って全体像をつかんでおきましょう。
① DM準備
・DMの目的、予算の確定
・ターゲットの設定、送付先を決める
・スケジュールを立てる
・委託先の選定
② DM制作
・内容を決める
・デザイン制作
・印刷
③ DM発送作業
・宛名印字
・封入・封緘、宛名ラベル貼付
・発送
効果にも影響!重要なDM準備
DMの根幹を決める重要な工程です。最初に決めたことが変わると、後の工程が難航し、スケジュールが後ろ倒しになる、費用がアップするなどのほか、DMの効果も残念な結果になりかねません。途中で揺らがないよう十分考えて確定しましょう。
DM準備では、次のことを行います。
●DMの目的を確定する
なぜDMを出すのか、目的をはっきりと決めます。目的には、新規顧客の獲得、既存顧客との関係強化、休眠顧客の掘り起こし、新商品・新サービスの訴求などがあります。
目的によって予算やターゲットが変わり、DMの内容も違うものになります。
●予算を決める
DMの目的を達成するために必要な予算を決めます。
DM総費用の主な内訳は「デザイン費・印刷費・発送作業費・配送費」です。
予算の関係で費用を抑えるときは、部数を少なくしたり、ハガキを利用したりします。予算額によって、DMでできることが変わりますので、早めに確定します。
◎「DM料金表・費用見積り」も参考に。
●ターゲットを設定する
DMの目的を達成するには、受け取った方の興味をひくDMを作ることが大事です。そのため、DMの内容はターゲットに合わせたものになり、ターゲット設定はDM制作の要となります。
なお、個人向けDMと法人向けDMではターゲット設定の考え方が違います。記事『DM(ダイレクトメール)の効果に重要なターゲット設定とは』で説明していますので参考にしてください。
●発送日を決めて、スケジュールを立てる
DMの到着日は「発送までの期間(制作・印刷・発送準備)+配達日数」です。DMの到着希望日から逆算して発送日を決めて、スケジュールを立てます。
初めてDMを発送するときは、スケジュールを短く考えがちですので要注意。発送する曜日や時期によって配達日数が延びることもあります。詳細は記事『ダイレクトメール(DM)を希望の期間に届けるための、DM発送代行のスケジュールと注意点』をお読みください。
●委託先の選定
DMの目的、予算、ターゲット(発送部数)、発送日が決まれば、委託先を探し始めることをおすすめします。
デザインやDM発送代行の委託先を選んでいく中で、見積りなどを検討するうちにスケジュールや費用がより明確になっていきます。「間に合わない!」と慌てないためにも、早めに委託先選びに着手しましょう。
デザインの外注先は、広告代理店やデザイン会社など様々な種類があり、特徴や費用感がそれぞれ異なります。記事『ダイレクトメールのデザインを依頼するとき、外注先を選ぶポイントと制作の流れ』で説明していますのでぜひお読みください。
DM発送代行会社の選び方については、記事『DM(ダイレクトメール)発送代行とは?メリット・デメリットや業者選びのポイントを解説』をどうぞ。
DMの制作と発送作業について
DMの制作と発送作業について簡単に説明します。委託先選びなどで必要になりますから理解しておきましょう。
●内容を決める
DMの目的やターゲットによって、どのような企画にするのか、ハガキで送るのか、封書なら何を同封するのかなどを検討します。デザインを外注する場合でも、あらかじめDMの内容を決めておきましょう。
●デザイン制作
委託先と打ち合わせを行い、確定したスケジュールにそって制作が進みます。すべて任せるのではなく、自社としての意見もしっかり伝え、お客様に喜ばれるDMを作りましょう。
●印刷
デザインの委託先から、印刷会社へデザインデータを送ってもらい、印刷を行います。
●発送作業
DM発送代行会社に、作成した宛名データを提出(入稿)し、印刷した封入物も送ります。封入・封緘、宛名ラベル貼り付けなどの発送作業が行われ、DMが発送されます。
印刷に対応しているDM発送代行会社に依頼すると、印刷から発送作業の流れが途切れず、やりとりの回数が少なくてすみ、時短になります。
DM制作・発送を効率よくスピーディに進めるコツ
DM営業を行うときの準備から発送までの手順を説明しましたが、いかがでしたか。
DM営業では、お客様に届いた後、電話やメール、DM再送などのフォローも大事です。
DM制作・発送で力を使い切らないよう効率よく進めたい方は、デザイン、印刷、発送作業を別の会社に依頼するよりも、デザインもできる印刷会社、または、デザインや印刷もできるDM発送代行会社を選ぶといいでしょう。
外注先をまとめると、データのやりとりなどが減り、よりスピーディに進められます。
ダイレクトメール発送ONLINEでは、DMのデザインから印刷、発送まですべてに対応し、DM営業をサポートいたします。
DM発送のお問い合わせはもちろん、DMに関することも気軽にご相談ください。