2024.02.20
ダイレクトメール（ＤＭ）を希望の期間に届けるための、DM発送代行のスケジュールと注意点
DM発送代行会社に依頼するとき、「今頼むと、いつ届く？」と気になることはありませんか。DM発送代行会社が公表している期間は「3～5営業日」が多いのですが、これは発送までの期間。DMが届く日ではありません。では、希望する期間にDMを届けたいとき、いつ依頼すればいいのでしょう。今回は、希望の期間にＤＭを届けるために知っておきたい、DM発送代行のスケジュールと注意点を取り上げます。
DM発送代行に依頼した後、DMが届くのはいつ？
初めてDM発送代行会社を利用される方は、DMの到着期間を勘違いしがちです。いつ届くかはＤＭ効果に関わってきますし、イベントやセールなどを案内するDMの場合、期間を過ぎて届いても意味がありません。慌てずにすむよう、業者に依頼してＤＭが届くまで、どのくらいの期間が必要か知っておきましょう。
●DM発送代行会社の発送までの必要期間
発送のみを依頼するよりも、印刷・発送を依頼する方が当然、必要期間は長くなります。要する期間は、最短で３～５営業日が多いようですが、DM発送代行会社の営業日や受注状況、資材・データ等の受取時間などによっても変わります。
●配達日数について
DM発送後、配達されて届きますので、配達日数をプラスする必要があります。例えば普通郵便の平均的な配達日数は、最短で2日後、遠方だと3日後です。土曜・日曜・祝日は配達しませんので、木曜・金曜に差し出すと最短でも翌週の月曜以降に届きます。交通事情や天候の状況などによって、到着が遅れることもあります。
●DMが届くのはいつ？
DMが到着する日 ＝ 発送までの期間 ＋ 配達日数
発送作業のみ依頼の場合、例えば最短3営業日とすると、そこに配達日数2、3日を加算します。つまり、最短でも届くまでに1週間はかかります。印刷も依頼する場合、それ以上になります。
・発送のみを依頼した場合のDM到着予想 ※普通郵便
・発送・印刷を依頼した場合のDM到着予想 ※普通郵便
DM発送代行会社の発送後すぐに届くわけではありません。また、配達が遅延することもありますので、最短スケジュールを目指すことは避けた方が賢明です。
注意！DM発送・配達期間が延びる3つのケース
前のブロックで説明したのは、普通郵便の場合です。DM費用を安く抑えるために、送料が割引できる「広告郵便物」や「ゆうメール」の利用が多いのですが、そうなると、さらに発送・配達期間を長く見積もる必要があります。
● 広告郵便物の場合
DMが広告目的で2000通以上なら、広告郵便物を利用すると割引が適用されます。ただし、事前の承認が必要で、DM見本と承認請求書を取扱郵便局へ提出して承認を受けます。発送1週間前までに申請しますので、1週間以上は発送準備期間が延びます。
なお、配達日数に猶予をもたせることが条件です。通常の配達日数に3日または7日程度の猶予で受けられる割引が変わります。
参考：日本郵便「広告郵便物」
● ゆうメールの場合
ゆうメールも、普通郵便と比べて送料が安くなるのでDMでよく利用されます。書籍や雑誌、カタログなどの冊子、CD・DVDなどを送れますが、不特定多数に向けたサービスですので、信書は送れません。信書に該当するか否かは、発送前に差出郵便局に確認し、返答までに1、2日ほどかかります。万一、信書と判定されたら、該当する文言を修正するか、普通郵便に変更するかという対応が求められ、さらに日数がかかります。
参考：日本郵便「ゆうメール」
参考記事「ゆうメール便で『信書』と判定される条件とは？」
●年末年始に発送する場合
郵便局は、年末年始は年賀状の配達で忙しくなるため、普通郵便やゆうメールなどは配達が遅れることがあります。また、この時期は交通渋滞や天候の影響による遅延も多く、注意が必要です。DM発送代行会社も、年末年始は繁忙期ですので、通常より日数がかかることがあります。
・1月1日にＤＭを届けることは可能？
年賀状は指定期間内に差し出せば、1月1日に届きます。しかし、普通郵便、広告郵便物、ゆうメールなどは1月1日に届けることは難しいでしょう。「1月1日～5日に届けたい」と12月28日・29日に出すと、年内に届いてしまう可能性があります。年始（三が日）に届けたいときは、年賀はがきで出すことをおすすめします。
タイミングよくDMを届けるための、スケジュールの立て方と注意点
●まず、DMに最適な到着のタイミングを決める
DMが到着するタイミングは開封率や反響率を左右する大事な要素です。年中行事・イベント、記念日、ボーナス時期、大型連休などを考慮し、DMに適した到着期間を決めます。
●DM到着から逆算してスケジュールを立てる
DM到着期間から逆算して予定を組むと、無理のないスケジュールを立てることができます。
＜希望の期間にDMを届けるための注意点＞
・データのミスをなくす
デザイン入稿データや宛名データの不備は、発送準備の期間が長くなる原因になりますので注意しましょう。
・最短スケジュールを目指さない
DM発送には思わぬアクシデントが珍しくありません。特に、初めてDMを発送するときや、新しい企画を試すときは、スケジュールに余裕をもたせましょう。
・早めにDM発送代行会社に問い合わせる
DM完成後に業者を探し始めると、間に合わない！と慌てることになりかねません。DMの内容（予算・部数・形態など）が決まった時点で、早めに問い合わせ、DM発送代行会社を選んでおくと安心です。
いかがでしたか。DMを希望の期間に届けられるように、DM発送代行のスケジュールや注意点について説明しました。しっかり計画を立てて、ミスのないよう丁寧に心をこめてDMをお送りしたいですね。
ダイレクトメール発送ONLINEでは、DMのデザインから印刷・発送まですべて対応しています。効率のいいＤＭ発送をしていただくために、適切な配送方法、送料を意識したデザインの提案なども行っています。スケジュール管理や各工程での厳しいチェックなど丁寧にサポートしますので、本業に忙しい方や初めてＤＭを送られる方も安心です。
ＤＭに関する質問にもお答えしますので、どうぞ気軽にお問い合わせください。
