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ダイレクトメール発送代行会社　サードパーティーの濱田です。

毎年話題になる近畿大学の広告ですが、今年のお正月の新聞広告には実在する近大生の顔写真200枚をAIに学習させ架空の近大生を生成した人物画像を使用した広告が掲載されていました。

※2023年のテーマは、「上品な大学、ランク外。」広告を見た人に｢近大ってやっぱおもろいし、すごいな」と思ってもらいたいというメッセージが込められています。

写真を見ると本当にいるんじゃないかという出来栄えに思う反面、昔からよくある髪形はAさん、おでこはBさん、眉毛はCさん、目元は・・・・・という合成写真のように、ちょっと不自然に感じるのは私の目の錯覚でしょうか？この写真がどのぐらいの時間で作成されたのかが気にかかるところ。２００名の写真を箱に入れてボタンひとつで一瞬に出来上がったとしたらすごいことですが。。。

昨今、世間をにぎわしているchatGPT。オープン１か月でユーザー登録が１億人を超える世界最速の成長をしていますが、現状では投げかけた質問に対して、実際にＡＩが回答する内容に多くの誤情報が含まれていたりして、まだまだ実用するには怖すぎるレベルです。

しかし自動学習を繰り返すうちに、すぐに実用レベルまで精度も向上してくることでしょう。そうなるといよいよＡＩが一般の方にも利用される時代がやってきます。

例えば「大阪市城東区鴫野西でパン屋を新規開業するチラシを作って」とchatGPTに投げかけると、すぐにＡＩが様々なビックデータから最適なチラシを一瞬で作ってしまうような世界になると思われます。そうなると我々人間にしかできない仕事を真剣に考えていかなければ、あっという間に淘汰されてしまいます。

サードパーティーの強みは複雑な小ロットの物流作業ですから、すぐに数千万円~数億円の人工知能付ロボットに作業が置き換わるということにはならないと思っていますが、私たちのお客様の広告代理店様のお仕事の大半がなくなってしまいかねません。

お客様の商売繁盛支援を理念に掲げている我々のご提供サービスもＡＩ時代に合わせたものにしていかなければ、商売繁盛のお役に立てなくなってしまいます。時代の流れに取り残されないようにＡＩサービスにも注目して、まずは情報の提供から始めていこうと思います。