2024.10.23
DM(ダイレクトメール)のサイズ、どう決める? ハガキ・封筒の種類と選ぶポイントを紹介

DMのハガキや封筒には、様々なサイズと種類があり、どれを選べばいいのか、迷いがちです。
そこで今回は、DMでよく利用される、ハガキや封筒のサイズ・種類と特徴を説明し、選ぶポイントについてお伝えします。

※DM発送代行の料金を知りたい方は、DM料金表・費用見積りをご利用ください。

DMでよく利用される、ハガキのサイズ・種類と特徴

DMでは通常ハガキがもっともよく利用されますが、ほかのタイプも知って、選択肢を広げましょう。

通常ハガキ

サイズ:長辺148mm×短辺100mm
・送料が安く、通数が多くても費用を抑えられます。
・開封せず目を通してもらえ、読まれやすいという強みがあります。
・プライバシーに関わる内容は載せられません。

圧着ハガキ


V型圧着ハガキのサイズ:高さ148mm×幅200mm


Z型圧着ハガキのサイズ:高さ148mm×幅298mm
・圧着加工で中面を接着した、はがして開くタイプのハガキ。
・通常ハガキとして安く送れ、通数が多くても送料を抑えられます。
・通常ハガキの情報量の、V型は2倍、Z型は3倍、載せられます。
・中面に、プライバシーに関わる情報を入れることができます。

A4大判ハガキ

サイズ:高さ297mm×幅210mm
・大きな画像や強めのタイトルで、インパクトのあるアピールが可能。
・情報を多く載せられ、新商品紹介やイベント案内など幅広く利用できます。
・開封せずに見てもらえ、読まれやすい点で有利です。
・プライバシーに関わる内容は載せられません。

DMでよく利用される、封筒のサイズ・種類と特徴

●まず、封筒の代表的な3種類の形を押さえておきましょう

・長形(なががた):縦の長さが横の長さの2倍以上のもの。日本で多く利用されます。
・角形(かくがた):縦の長さが横の長さの2倍未満のもの。長形より横幅が長い形状です。
・洋形(ようがた):海外で主流。横に長い形で、長辺に封入口があります。

●材質別、紙封筒と透明封筒に分けて特徴などを紹介します

紙封筒

<共通の特徴>
・宛名をダイレクトに印字でき、宛名ラベルが不要。
・目的に合わせて、カラーや紙質を選べます。
・プライバシーに関わる内容を入れることが可能。

洋2封筒(洋形2号封筒)
サイズ:高さ114mm×幅162mm
・A4用紙を十字に四つ折りしたものや、ポストカードが入るサイズ。
・定形郵便物で、安く送れます。
・挨拶状・案内状・招待状などフォーマルな場面でよく使われます。

長3封筒(長形3号封筒)
サイズ:高さ235mm×幅120mm
・A4用紙の三つ折りが、縦向きで入るサイズ。
・定形郵便物となり、送料の安さが強みです。
・A4用紙を数枚入れても適度なゆとりがあります。

洋長3封筒(洋形長3号封筒)
サイズ:高さ120mm×幅235mm
・A4用紙の三つ折りが、横向きで入るサイズ。
・定形郵便物となり、送料の安さが強みです。
・封入口が長辺にあり、出し入れがスムーズ。

角2封筒(角形2号封筒)
サイズ:高さ332mm×幅240mm
・A4用紙を折らずに封入できるサイズ。
・契約書など折り目を付けたくない書類などに好適。
・製品カタログや会社案内など厚みのあるものにも向きます。

透明封筒

<共通の特徴>
・開封しなくても、封入物を見せることができ、DM広告にぴったり。
・水に強く、雨で中身を傷める心配がありません。
・プライバシーに関わる内容を見せない配慮が必要です。

A4透明封筒
サイズ:高さ310mm×幅225mm
・A4サイズの印刷物を折らずに封入できます。

長3透明封筒
サイズ:高さ235mm×幅120mm
・A4用紙の三つ折りが入るサイズ。
・定形郵便物となり、送料の安さが強みです。

DMのサイズ・種類を選ぶポイント

●予算と発送部数で選ぶ

DM全体の予算と発送部数によって、DMサイズ・種類などの内容が決まってきます。
まずDMの目的・ターゲットを設定し、予算と発送部数を確定することが重要です。

DM総費用には、デザイン制作費、印刷費、発送作業費、配送費が含まれます。
発送部数が決まっていれば、デザイン制作費以外の「印刷費+発送作業費+配送費」がいくらかかるのか、DM料金表・費用見積りで参考費用を出せますので利用してみてください。DMのサイズ・種類による費用の違いを知ることができます。

●情報量で選ぶ

情報量が少ないときは、通常ハガキを選択できます。ある程度の情報量がある場合、圧着ハガキ、A4大判ハガキ、または封書から選びます。

コスト優先で通常ハガキを選ぶけれど、情報を多く伝えたいときは、デジタルとの連携がおすすめ。
DMにQRコードを載せて「詳細はこちらをご覧ください」と、WebサイトやSNSに誘導すれば、多くの情報を伝えられます。
情報量が増やせてマーケティング活用もできる、デジタル連携について知りたい方は、DMマーケティング「QR-DM」をご覧ください。
※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの商標登録です。

●DMの目的・企画で選ぶ

優待券やクーポンとしての活用なら通常ハガキ
DMの主な目的が店舗で使う、セールの優待券や割引クーポンなどの送付であれば、通常ハガキが好適。コンパクトで持ち運びやすいので、利用してもらいやすいでしょう。
開封せずに、お得な情報を伝えられることも大きなメリットです。

売上・集客アップには、インパクトのあるA4大判ハガキ
新商品・新サービスの認知拡大、新規開店やイベントの案内など、売上・集客アップを目的としたDMにはA4大判ハガキがおすすめです。
大きな紙面なので、デザインでインパクトをもたせて印象的なアピールができるでしょう。

チラシを利用したいときは透明封筒
A4透明封筒を使えば、A4判のチラシの紙面を生かしたDMを送付できます。割引チケットなどの特典も見えるようにすれば、効果が高まるでしょう。
長3透明封筒は、A4チラシを三つ折りで封入したとき、伝えたい情報や特典が隠れてしまわないよう注意します。

悩んだときは、DMのプロにご相談ください

DMでよく利用されるハガキ・封筒のサイズ・種類と特徴、選ぶポイントをお伝えしましたが、いかがでしたか。

DM発送には、DMのサイズ・種類を選ぶことだけでなく、発送までのスケジュール管理、宛名の印字、データのやりとりなど、慣れない業務を行う必要があります。ミスのない好印象なDMを届けることは、大変な配慮と労力が求められます。
本業に集中したい、効率よく進めたいなどの場合は、DM発送をプロに任せることをおすすめします。

ダイレクトメール発送ONLINEは、DMのデザインから印刷、発送まですべてに対応し、細かいことまで丁寧にサポートいたします。
DM発送のお問い合わせはもちろん、DMに関して迷ったり悩んだりしたときも気軽にご相談ください。

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