2023.08.2
DMハガキを戦力に! 効果を出すためのDM作成ポイント

気軽に送れて、活用の幅が広いDMハガキ。しっかり考えて作ると、頼れる戦力になってくれます。そこで今回は、効果を出すために知っておきたいDM作成ポイントを中心に、DMハガキの特徴や効果測定についてお伝えします。

DMハガキのメリット・デメリット

DMハガキを上手に活用するために、メリットとデメリットを確認しておきましょう。

<DMハガキのメリット>

●コストを抑えやすい
送料が安く、発送部数が多くてもコストを抑えられます。また、スペースが限られているため、デザイン費・印刷費も比較的安価になり、封書のように封入作業も発生しません。簡単なものなら自社で作成することも可能です。

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●読まれやすい
封書よりもハガキの方がよく読まれているというデータ*1もあり、閲覧率の高さが魅力です。

*1:自分宛てのDMを読む人のうち、DMハガキ(圧着含む)41.1%、封書34%と、ハガキの方が読まれている。(一般社団法人日本ダイレクトメール協会「DMメディア実態調査2022」より)

<DMハガキのデメリット>

●情報量が限られる
通常ハガキは、情報をあまり載せられません。情報量を増やしたいときは、圧着ハガキやQRコードを利用すれば対処できます。

●載せられない情報がある
通常ハガキには、プライバシーにかかわる情報や、興味があることを知られたくない商品・サービスは載せることができません。こちらも、圧着ハガキの利用で解決できます。

DMハガキの種類は?

定形郵便で送る場合、次のようなDMハガキがあります。

圧着ハガキは、特殊な糊を塗布し圧着加工で中面を接着したものです。通常ハガキと同じ郵便料金で、2倍、3倍の情報を伝えられ、個人情報を載せることもできます。

なお、定形郵便のハガキの重さは26gと決まっています。圧着ハガキで特殊なものを作るときは、重量オーバーにならないように注意しましょう。

DMハガキで効果を出すための5つの作成ポイント

コスト的に有利なDMハガキですが、しっかり企画して進めれば、手ごたえのある効果が得られます。DMハガキで効果を出すには、次の5つの作成ポイントを押さえておきましょう。。

[ポイント1]  目的を明確にする

まず、何のためにDMを出すのかという、目的を明確にしましょう。例えば目的が、新規開拓の場合と休眠顧客の掘り起こしでは、ターゲットやDMの内容、期待する効果などがまったく異なります。目的によって目標値も変わるので、かける予算も違ってきます。

[ポイント2]  ターゲットを絞る

ターゲットは、DMの目的によって決まります。例えば、優良顧客・新規顧客・休眠顧客のどこに送るのか、地域や年齢層を絞るのかなど。ターゲットに合わせて、DMの内容を作り込みます。

DMの目的が新規開拓の場合、送付先リストがないこともあるでしょう。そんなときは、法人向けDMなら企業リスト作成サービスが利用できます。個人向けDMなら、配達地域を指定して送れる日本郵便のサービス「タウンメール」「タウンプラス」が活用できます。
◎こちらの記事も参考に!
「送付先リストでDM効果アップ。リストの集め方と、リストがないときの対処法」

[ポイント3]  タイミングを考える

「欲しいな」「気になるな」と思ったときにDMが届いたら、思わず読んでしまうでしょう。DMのタイミングも効果に影響があります。

一般的に消費者向けビジネスでは、スタート時期(新生活、進学、就職など)、イベント時期(母の日・父の日、クリスマス、正月など)が効果的とされていますが、到着のタイミングは目的やターゲットに合わせて決めるのがいいでしょう。

普通郵便は土日祝日の配達をやめており、配達日数は2~5日で、天候状況などによってはもっとかかるケースもあるようです。キャンペーンやセミナー、イベントなどを案内するDMは期日がありますから、遅れないようスケジュール管理は気を付けましょう。

[ポイント4]  魅力的な特典を付ける

特典は、DMの成功を左右する大切なポイント。受け手に喜ばれる特典を付ければ、大きな効果が得られるでしょう。特典には次のようなものがあります。

<DMでよく使われる特典>
・割引・値引き
「20%オフ」のクーポンや「200円チケット」など。商品・サービスの利用を後押し。
・無料サービス
「送料無料」「ドリンク1杯無料」「初回無料」など。「無料」という言葉はインパクト大。
・お試し体験
新規顧客へのアプローチや、新商品・新サービスのPRに有効。
ノベルティ引換券
クーポン持参でノベルティを配布。購入金額・会員ランクで内容を変える施策も。
・イベント招待
セール、展示会、試食会、セミナーなどへの招待。

[ポイント5]  デザインと文章で惹きつける

デザインや文章に関しては様々な注意点がありますが、ここでは特に気を付けたいことを取り上げます。

<デザインの注意点>
●伝えたい内容がパッとわかること
瞬時に判断されるため、注目してほしい箇所に目がいくように、文字や画像の大きさ、色などを意識して強弱をつけます。

●目の動きを意識したレイアウト
印刷物を見るとき、横書きはZ型、縦書きはN型に、視線が動くと言われます。DMが横書きのときは、Z型の目の動きを意識したレイアウトにすると見やすいでしょう。

<文章の注意点>
●見出しは伝わる言葉で
一番目立つ見出しは、特別なフレーズを考えがちですが、大切なのは、伝えたい内容がちゃんと伝わることです。わかりやすい言葉で作りましょう。

●文字の入れすぎは気を付けて
入れる内容は優先順位を考えて、文字数が多くならないようにします。写真や図表そばの説明は読まれやすいところなので、伝えたいことを1、2行で入れるといいでしょう。

効果測定でDM効果を確実なものに

DMでも効果を測定することができます。複数回のDM発送で独自の測定データが得られれば、確実な効果が期待できるDM作成ができるようになります。

DM効果測定方法として次のようなものがあります。

●クーポン券を付ける
クーポン券を持参してもらうことで、どのような人が実際に行動したのかを測定できます。

●異なる番号を記載
顧客情報と紐づけした番号を載せれば、購入・申し込み時などに番号を申告してもらうだけで、ターゲットの行動を知ることができます。
バリアブル印刷では1枚1枚異なる印刷ができます。

●QRコードの活用
DMハガキにQRコードを載せれば、QRコードからアクセスした人の情報が得られます。

ダイレクトメール発送ONLINEのDMマーケティング「QR-DM」サービスでは、QRコードからホームページやクーポン画面などへの誘導で、多くの情報を伝えられます。また、効果測定でマーケティングの活用もサポートします。
◎詳細はこちらへ! DMマーケティング「QRーDM」
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

いかがでしたか? 今回は、DMハガキの効果を出すために押さえておきたい作成ポイントを中心にお届けしました。こちらの記事がDMの効果アップにお役に立てれば幸いです。

年間実績400万通以上のダイレクトメール発送ONLINEでは、企画・デザインから印刷・発送まで一括対応。DMハガキも数多く扱っています。

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