2024.08.16
デジタル時代に効果的なDM(ダイレクトメール)活用

「紙のDMは作るのが大変だし、費用もかかる。Webサイトやメールの方が手軽」と思っていませんか? 実は、紙のDMだからこそ成果を上げられることも多いんです。
さらに、WebサイトやSNS、メール、動画などデジタルマーケティングと組み合わせれば、できることが広がり、より大きな成果が期待できます。
今回は、デジタル全盛期といえる今の効果的なDM(ダイレクトメール)活用について考えます。

※DM発送代行の料金を知りたい方は、DM料金表・費用の自動見積りをご利用ください。

DMのメリットとデメリット

まず、DMとデジタルの特性を知るために、両方のメリットとデメリットを押さえておきましょう。まずは、DMのメリットとデメリットをあげます。

<DMのメリット>

・開封率が高い
一般社団法人 日本ダイレクトメール協会「DMメディア実態調査2023」によると、自分宛てのDM開封率は75.1%という高い数値です。工夫すれば開封率をさらに上げることができるでしょう。

・デジタルでアプローチが難しい、ターゲットに届けられる
インターネットを見ない高齢者やメールマガジンを読まないお客様などにも、DMなら届けることができます。また、デジタルマーケティングでアプローチしにくい、企業の担当者にもDMを発送することが可能です。

・リアルに手に取れ、保管性がある
デザインや形状、紙質を工夫して、視覚や触覚に訴えることができ、香りをつければ嗅覚にもアピールできます。サンプルなどを同封することも可能です。
役立つ情報や気に入ったデザインなら、長く手元に置いてもらえることも期待できます。

・情報量を多くでき、読みやすい
カタログや小冊子などを届ければ、情報量を多くできます。Webサイトはスクロールが必要ですが、紙のDMはさっと全体を見ることができ、情報が多くても、内容を把握してもらいやすい利点があります。

<DMのデメリット>

・費用がかかる
制作費、印刷費、送料など様々なコストが発生します。目的を確定し、予算を立てて進めることが大事です。

・時間がかかる
DMの制作、印刷、発送には、それなりの時間が必要です。また、DMの効果を検証し、次のDMに改善策を反映させるのも短時間ではできません。

・新規顧客のリストの入手が難しい
未購入・未利用の方のリストの入手は難しく、新規顧客へのアプローチは不得意です。
法人リストの購入は可能ですが、個人リストを購入して利用することは問題が生じかねません。その理由や対処法は、記事『正しい宛名リストの収集方法とDMを送るときの注意点』にまとめていますのでぜひお読みください。

DMだけでは、様々なデータが得られない
DMの発送だけでは、多くのデータをとることはできません。必要なデータを得るには、アンケートやWebサイトへのリンクなど、効果測定できるよう事前に準備しておく必要があります。

デジタルマーケティングのメリットとデメリット

続いて、デジタルマーケティングのメリットとデメリットをあげます。

<デジタルマーケティングのメリット>

・効果測定しやすい
Webサイトのアクセス解析やSNSの分析など、様々なデータで効果測定でき、結果を分析・検証し、改善に導くことができます。

・新規顧客の獲得に向く
幅広いユーザーにアプローチでき、新規顧客の獲得が可能です。また、ターゲットを絞り込んで、新規顧客の開拓を行うこともできます。

・低コストでの運用が可能
WebサイトやSNSの運用、メール配信を自社で行えば、費用を抑えられます。

<デジタルマーケティングのデメリット>

・専門的知識・技術が必要
Webサイトの立ち上げだけでなく、運用やアクセス解析などにも専門的な知識やスキルが必要です。デジタルの世界は変化が激しく、専門のスタッフや外部の専門家がいなければ、成果を出すことは難しいでしょう。

・成果が出るまで、時間がかかる
SEO対策やSNS施策などを行っても、短期間で成果は出ません。メールの送信も、アドレスの収集に時間を要します。

・情報漏えいやセキュリティのリスク
情報漏えいやサイバー攻撃のリスクがあり、セキュリティ対策が必須です。

DM活用の可能性を広げる、デジタルとの連携

今や、DM対デジタルという時代ではありません。DMとデジタルそれぞれのメリットを生かして連携させることで、DM活用の可能性が広がります。
DMとデジタルの連携について、具体的な方法と効果を紹介します。

●DMからデジタルへの誘導で生まれる様々な効果

DMにQRコードを載せて、WebサイトやSNSなどに誘導すれば、次のような効果が生まれます。
※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの商標登録です。

・DM制作費・送料を安くできる
DMに「続きはWebサイトをご覧ください」とWebサイトへ誘導すれば、多くの情報を伝えられます。情報量を減らしてDMハガキなどを活用すれば、コストを抑えられます。

・新しい企画が考えられる
DMとWebサイトを連携させれば、企画の幅が広がります。例えば、DMにクイズやパズルを掲載し「回答はWebサイトへ」と誘導し、Webサイトで魅力のある企画を展開させることもできます。

・アンケート調査が手軽にできる
簡単なアンケートなら、ネットで回答してもらう方が簡単。アンケートフォームを用意して、QRコードで誘導。スマホで回答を送信するだけなので手軽です。なお、回答した方には、ポイント付与やプレゼントなど特典をつけましょう。

・効果測定できる
DMからWebサイトへ誘導することで効果測定できます。結果を検証し、次のDMに活かすことで、成果を上げることができます。

・Webサイトのアクセス数が増える
DMとの連携で、Webサイトのアクセス数を増やせます。DMでSNS、動画、メールマガジンなどをアピールすることもできます。

●Eメールで、DMの開封率・閲読率をサポート

DM送付前に、EメールでDMが届くことを予告したり、DMが届いた頃に、読むことを促すEメールを発信したりするなど、EメールでDMの開封・閲読の後押しができます。

●DMのリストをWebサイトで収集

Webサイトで獲得した新規顧客リストで、DM発送することができます。例えば、Webサイトで資料請求やイベントへの参加募集などを行い、申し込まれた方に資料やイベント招待状などのDMを送付します。DMで丁寧にアプローチすれば、つながりを深めることができます。
なお、個人情報を扱うときは注意が必要です。記事『ダイレクトメール(DM)発送で個人情報を扱うときに注意すべきこと』もお読みください。

「DM×デジタル連携」が簡単にできるサービス

ダイレクトメール発送ONLINEのサービス、DMマーケティング「QR-DM」では、DMに載せたQRコードから、WebサイトやSNS、クーポン画面などに誘導して、多くの情報を伝えることができます。また、効果測定によるマーケティング活用もサポートいたします。
詳細は、DMマーケティング「QR-DMページをご覧ください。
※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの商標登録です。

ダイレクトメール発送ONLINEでは、DMのデザインから印刷、発送まですべてに対応しています。

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