2025.07.4
顧客離れを防ぐニュースレターとは? 注目すべき効果や気を付けたいポイントなど
ニュースレターはお客様との関係を強化する定番のマーケティング施策です。顧客離れを防ぐ策として続けている会社も珍しくありません。
「お客様を失いたくない」「リピーターを増やしたい」「お店のファンをつくりたい」などと思われる方は、ニュースレターの活用を考えてみませんか?
本記事では、ニュースレターを活用する前に知っておきたい、ニュースレターの特徴や注目すべき効果、載せる内容、気を付けたいポイントについてお伝えします。
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勘違いすると効果薄。ニュースレターとは?
ニュースレターとは、お客様とつながり続けるためのツールです。
新規顧客の獲得には、既存顧客を維持する5倍のコストがかかると言われます。顧客を増やしても、逃してしまってはもったいないですね。新規開拓も必要ですが、売上の安定化には既存顧客を逃さないことが重要で、その施策のひとつがニュースレターです。
<ニュースレターとセールスレターの違い>
セールスレターと混同すると、ニュースレターの効果は薄れてしまいます。2つの違いを押さえて、ニュースレターを正しく理解しましょう。
・セールスレターとは?
商品・サービスをアピールして、購入・申し込み・資料請求という目的に沿った行動を起こしてもらうためのものです。
・ニュースレターとは?
お客様との関係づくりのためのもので、親近感・信頼感をもってもらうことが目的です。気楽に読めて、楽しみにしてもらえる内容を目指します。「売上目的?」と思われないよう、商品・サービスを売り込むことは控えます。
ニュースレターの注目すべき効果
ニュースレターの定期発送を続けることで、大きく3つの効果が期待できます。
[効果1] 定期的な接触で忘れられないようにする
せっかく利用していただいたお客様も放っておくと離れてしまいます。そうかといって、商品・サービスをアピールするDMを頻繁に送ると「また広告が来た」と読まれにくいでしょう。読み物として楽しめるニュースレターを定期的に送ることで忘れられることを防げます。
[効果2] 会社・商品・サービスのファン化
ニュースレターでの売り込みは適しませんが、商品・サービスに興味をもたれるような情報を伝えることは可能です。また、スタッフや社長などの人柄を感じさせる情報は親近感がもたれるでしょう。会社・店舗、商品・サービスなどをより深く知ることで親しみがわき、ファン化につながります。
[効果3] ブランドイメージの向上
広告で簡単に表現できない、商品・サービスの様々なこだわり、技術者の思い、スタッフの配慮などを具体的に伝えることで、ブランドイメージの向上や競合との差別化が図れます。「この商品を選んで良かった」「利用し続けたい」などと思ってもらうことも期待できます。
ニュースレターに載せる内容は?
ニュースレターの効果を発揮するには、楽しんで読まれることがとても大事です。では、どのような内容を載せればいいのでしょう。次に例としてあげてみます。
・スタッフ・社長に関する記事
仕事への思いを伝える場合、真面目な内容ばかりだと堅苦しく感じられるので、コミカルな失敗談などを交えて読みやすくします。また、家族の話題、趣味、休日の過ごし方などプライベートな面を紹介すると、親近感をもたれやすいでしょう。
社長のコーナーもおすすめ。仕事直結の内容よりも、生い立ち、大切にしているモノ、読書遍歴など、人柄がにじみ出るような記事だと魅力を感じてもらいやすいでしょう。
・商品・サービスに関する記事
先ほど「商品・サービスの売り込みは控える」とお伝えしましたが、商品・サービスに一切触れないという意味ではありません。それどころか、ユニークな開発秘話、商品の裏ワザ的使い方、役立つ豆知識などは関心をもたれるでしょう。困りごと解決など、プロからのアドバイス的な情報もいいですね。
・お客様に関する記事
お客様の体験談などをストーリー形式にすると、商品・サービスのメリットをソフトに伝えることができます。なお、良い意見ばかりでなく、ときにはネガティブな意見を載せることも必要で、両面を出すことで信頼感が増します。
・お楽しみコーナー
すぐに目を通したくなる連載コーナーがあると、閲覧率が上がります。健康情報、グルメ、四コマ漫画、クイズ、占いなど、読み手の興味・関心を考えて企画しましょう。
<掲載内容を考えるときのヒント>
ニュースレターの内容を企画するときは、必ず読まれる方の視点で考えます。
まず法人向けか、個人向けかで異なります。法人向けなら、業務に役立つ情報が好まれるでしょう。個人向けなら、性別・年代・関心事などを考慮して、掲載内容を決めましょう。
ニュースレターづくりで気を付けたいポイント
最後に、ニュースレターづくりで気を付けたい2つのポイントをお伝えします。
① 読みたくなる紙面かチェックする
文字が多すぎると読む気が失せるもの。見出しを入れて、写真・イラストなども使い、読みたくなる紙面になるよう配慮しましょう。
② 開封率を上げる工夫
封書で送る場合、開封されなければ、せっかくのニュースレターも読まれることはありません。
開封率を上げるために、封筒の形態や素材などを工夫することもできますが、簡単で手頃な方法は透明封筒の利用です。中身が見えるので、内容に興味をもたれれば開封されやすくなります。
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