2024.01.23
DM発送代行会社に見積りを依頼するときのコツ。早くより正確な見積りを受け取るには

DM発送代行会社に見積りを依頼するとき、見積りに必要なことを準備できていれば、早くより正確な見積りを受け取れます。一方、準備不足だと、何度もやりとりしたり、実際の額と大きく違ったりして、その後の業務が滞ることも。そこで今回は、スムーズにDM業務を進めるために、DM発送代行会社に見積りを依頼するときのコツを取り上げます。

※DM発送代行の料金を知りたい方は、DM料金表・費用見積りをご利用ください。

DM発送までの流れと、依頼する工程について

DM発送までには様々な作業がありますが、大きな流れは次のようになります。

スタート DMの目的・送り先・発送日・予算を決める
          ↓
      DMをデザインする
          ↓
      DMを印刷する
          ↓
      DM発送作業(封入・封緘、宛名ラベル貼りなど)
          ↓
ゴール  DM(印刷物)を発送する

DMのデザインや印刷は、DM発送代行会社以外の業者に発注することもあるでしょう。DM発送代行会社に見積りを依頼する前に、どこから発注するのか決めておきます。

DM発送作業・発送を発注するときの見積り依頼のポイント

どの工程からの発注にも共通する、発送作業・発送を発注するときの見積り依頼のポイントから説明します。

<お問い合わせは早めに>

発送作業を行うのはDM(印刷物)完成後ですが、問い合わせは早めが安心。特に慣れないときは、スケジュールを甘くみてしまいがちです。時間にゆとりがあると、業者選定もしっかりできますので、DMの形態・発送数がほぼ確定した時点で問い合わせることをおすすめします。

<DM発送の見積り依頼で伝えること>

DM総費用の中で一番大きな割合は送料ですから、送料に関わる要素をできるだけ明確に伝えます。

DMの仕様・形態について

送料は、DMの仕様・形態によって変わります。例えば、郵便は全国一律料金で送れますが、はがき・定形郵便物・定形外郵便物に分けられ、サイズ・重さにより料金が違います。なお、最も安く送れるのは通常はがきです。

通常はがき 定形郵便物 定形外郵便物
63円 25g以内 50g以内 規格内 ・1㎏以内 規格外 ・4㎏以内
84円 94円 120~580円 200~1,350円

202312月現在
・参考:日本郵便「郵便物(手紙・はがき等)

ゆうメールを使うなら、DMの内容を提示

カタログやパンフレット、会報誌、書籍などの印刷物やCD・DVDなどを送るのなら「ゆうメール」を使うと、全国一律料金で安く届けられます。サイズは長辺34㎝以内、短辺25㎝以内、厚さ3㎝以内、重量1㎏以内が対象です。
ただし、信書(特定の人に向けた文書)は送ることができません。信書を送る場合は郵便を使うことになり、送料が上がります。信書のつもりでなくても、信書判定されてしまうこともありますから、ゆうメールを使う可能性があるときは、DMの内容を見てもらいましょう。
・参考記事:ゆうメール便で『信書』と判定される条件とは?

[ゆうメールの料金] 202312月現在

重量 ~150g ~250g ~500g ~1㎏
送料 180円 215円 310円 360円

DM発送代行会社はほとんどの場合、大口割引の契約をしていますので、上記より安い料金で発送することができます。

総発送数

発送数も送料に大きく関わりますから、確定した発送数を伝えましょう。
大量の郵便を発送するとき、一定の条件を満たすと割引を受けることができます。 

広告郵便物(2000通以上)
区分郵便物(2000通以上)
バーコード付郵便物(1000通以上)

日本郵便「大口・法人向け料金の計算」で料金を調べることもできます。

DM印刷から発注するときの見積り依頼のポイント


DM発送作業・発送については説明しましたので、ここでは印刷の発注に関わる見積り依頼についてお伝えします。

<DM印刷の見積り依頼で伝えること>

印刷する内容について

はがき、挨拶状、チラシ、パンフレット、カタログ、会報誌など、どのようなもの(サイズ・ページ)を何部、印刷するのか伝えます。また、封筒に会社名等を印刷するのか、自社の封筒を提供するのかも伝えましょう。

色校正について

色目を確認したいときは、色校正を希望します。専用紙に出力する簡易色校正もありますが、シビアに色をチェックしたいときは、本紙色校正(DMの用紙を使い印刷機で試し刷り)も可能です。色校正の日程が必要となり、別途料金となります。

宛名の印字について

宛名ラベルを出力して貼り付ける、または、封筒やはがきに宛名を直接印字するなど、要望を伝えます。宛名ラベルを用意して提供することもできます。

DMのデザインから発注するとき、見積り依頼のポイント

DM発送代行会社にデザインから発注すると、印刷、発送まで一括して任せられ、やりとりが一本化できるので、スケジュール管理がラクになります。なお、デザインに対応していない会社もあるので、確認が必要です。

<DMデザインの見積り依頼で伝えること>

企画から相談する場合と、簡単なレイアウト案や原稿・画像を用意して発注する場合では、作業内容が違うため、見積りも大きく変わります。問い合わせる前に、どのように関わってほしいのか明確にしておきましょう。
・参考記事:ダイレクトメールのデザインを依頼するとき、外注先を選ぶポイントと制作の流れ

<DMデザインの注意点>

DM総費用の中で大きな割合を占めるのは送料で、それを左右するのが、DMの仕様・形態・内容です。サイズ・重さのわずかな差で送料が高くなった!ということのないように、送料も意識してDMデザインを考えることも大切です。

見積りに必要な情報が固まっていないときの相談は


ダイレクトメール発送ONLINEでは、DMのデザインから印刷・発送まで一括してお任せいただけます。作業の効率化やコスト削減ができるように提案し、ミスのないよう厳しくチェックするなど様々なサポートを行い、無駄なく効率のいいDM発送をお約束します。

DMの内容を検討中で固まっていない場合でも「お問い合わせフォーム」でご相談いただけます。お問い合わせの内容をもとにプランを提案し、見積書を提出いたします。

DMの内容が決まっている場合は「DM発送料金オンライン見積り」で概算費用を確認し、そのままお問い合わせください。

DMに関するお困りごとや質問も「お問い合わせフォーム」からどうぞ気軽にお寄せください。

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