2024.07.9
DM(ダイレクトメール)の開封率を上げる8つのポイント

封書のDMの場合、最初のハードルは開封していただけるか、ということですね。そこで今回は、封書のDMの開封率を上げる8つのポイントをお伝えします。開封したくなるDMづくりにお役立てください。

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封書のDMのメリットと、主な封筒の特長

封書のDMを上手に活用するために、メリットを確認しておきましょう。

・伝えられる情報量が多い

はがきよりも紙面が広いため、サービスの紹介、料金体系の説明、複数の商品紹介など、たくさんの情報を載せることができます。

・同封できる

パンフレットやチラシ、チケットなどの印刷物、サンプル、ノベルティ……、様々なものを同封できます。

・デザインや形状で工夫ができる

はがきに比べて自由度が大きく、デザインにこだわったり、形状を変えたりなど、工夫を凝らすことができます。

<主な封筒の特長>
DMでよく利用されるサイズ、角2封筒(角形2号封筒)と長3封筒(長形3号封筒)の特長です。

角2封筒(24×33.2㎝) 長3封筒(12×23.5㎝)
A4用紙封入 折らずに封入できる。 3ツ折りで封入する。
特 長 A4サイズの書類に折り目を付けずに
入れられる。
カタログなどの送付にも好適。
横長タイプのチケットやクーポン券を
入れやすい。
定形郵便物となり、送料が安い。

紙封筒と透明封筒の各特長は次のとおりです。
・紙封筒は、中身が見えないため、大切な情報を入れても安心です。高級感・信頼感を与えたいときにも選ばれます。直接宛名を印字すると、宛名ラベルが不要な分、コストを抑えられます。
・透明封筒は、中身が見えるので未開封でも、ある程度の情報を伝えられます。防水性があり、雨などで封入物を傷める心配がありません。

DM開封率アップのための5つの必須ポイント

封書のDMの開封率を上げるために、必ず行うべき5つのポイントを紹介します。DMづくりに大事なことですから、抜けていることがないかチェックしましょう。

① 目的を確定する

DMを何のために送るのか、という目的を設定します。目的をもとに、DMの内容やデザインなどを決めていくので、途中で揺らぐことがないようにします。

DMの目的は下記のようなことが考えられます。
新規開拓、リピート率アップ、休眠顧客の掘り起こし、客単価アップ、キャンペーンの告知、新商品・新サービスの認知、イベント集客、ECサイトへの流入 など

② ターゲットを具体的に決める

目的が決まれば、ターゲット(DMの送り先)は自ずと決まってきます。
新規顧客、見込顧客、休眠顧客、優良顧客など、どこのステージか。属性・特徴に関しては、消費者向けなら、性別、年齢、収入、居住地、職業、ライフスタイル、趣味、嗜好など。法人向けなら、業界、業態、規模、部署など。これらを組み合わせて、ターゲット像を明確にします。
DMを受け取る人の姿が想像できると、喜ばれるDM企画を考えやすくなります。

③ タイミングを計る

「ちょうど、この商品が欲しかった」というタイミングでDMが届くと、見たくなりますね。
ターゲット側のタイミングは、年中行事、記念日、賞与時期、大型連休、人生の節目(入学、卒業、結婚、出産…)などです。それ以外のタイミングとしては、買い替え、更新時期、季節需要、助成金・補助金、法改正などがあります。
◎参考記事『ダイレクトメール(DM)を希望の期間に届けるための、DM発送代行スケジュールと注意点』

④ 喜ばれる特典をつける

特典には、割引・値引き、キャッシュバック、無料サービス、イベント招待、お試し体験などがあります。喜ばれる特典をつければ、開封率アップは間違いなしです。そのためには、ターゲットについて考察することはもちろん、期間限定にするなどの工夫も必要です。
◎参考記事『届いてうれしいDMづくり。特典でDM効果を高めるには』

⑤ 封筒のデザイン、言葉の工夫

封筒を見て、心を動かされないと、開封されにくいでしょう。封筒に、特典や中身について刺さる言葉を入れること。そして、興味をひく封筒のデザイン・形状にすること。この2つがそろえば開いてみたくなるはずです。
◎参考記事『思わず開封したくなる、DMアイデアを生む7つの発想のヒント』

開封率アップにつながる、やっておくといい3つのポイント

必須ではありませんが、行えば開封率アップにつながる3つのポイントを紹介します。

① プレゼントを同封する

封筒に厚みや硬さがあり、何か入っていることがわかると、開封して確かめたくなるもの。封筒で、プレゼントの詳細を伝えるか、内容は明かさず「感謝の気持ちをお贈りします」程度の表現にするかは、DMの企画意図で考えます。

② パーソナライズ化

自分宛てのDMの閲読率は75%※というデータが出ています。やはり、自分宛てというのは読まれやすいですね。法人向けのDMも担当者名まで入れることができると、開封率が変わってくるでしょう。
※一般社団法人日本ダイレクトメール協会「DMメディア実態調査2023」より

③ DM効果を測定する

DM発送後に、どのような効果があったのか、データを取って検証し、改善点などを出すことは、次回のDMの成果を上げることに役立ちます。

紙のDMでも、次のような方法で効果測定できます。
・プレゼント応募、来店時使える割引券などは、特典の利用時にDM効果がわかります。
「バリアブル印刷」を利用し、DMに顧客ごとの番号を付けます。
・DMに二次元コードを付け、Webサイトに誘導。アクセスにより反応数やユーザーの傾向を取得。
 詳細は「QR-DM」ページをご覧ください。

好印象なDMを届けるために大切なこと

封書のDMの開封率を上げる8つのポイントを紹介しましたが、いかがでしたか。
開封されるためには、受け取ったときの印象も大事。宛名がミスなく印字され、きれいな状態で届けることは基本ですね。

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